2018年2月10日土曜日

生まれたところを 遠く離れて










だけど誰も自分のことさえ救えない この世じゃ
痛みを理解り合えても 言葉はただ「さよなら」だけさ

生まれたところを 遠く離れてうたう
この子に いつの日にか光がみえるように

作詞:浜田省吾







9 件のコメント:

  1. 時々、駅を撮影したくなります。 東京駅だったり、こういう田舎の駅だったり・・・。

    出会いと別れ。

    この駅の先に、佐賀県唯一の秘境駅「西相知」があります。
    http://view-japan-photo.blogspot.jp/2010/07/blog-post.html


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  2. 駅を撮影したくなるお気持ちとても分かるような気がします。
    私も駅の写真が好きです。何回かあちらこちらで撮影しましたがいつも難しいなと感じています。

    駅からぐっと離れて踏切を手前に大きく入れておられて、物語性が表現されて素晴らしいお写真と思います。道路わきに写っている小さな自転車もしっかり一役かっていますね。

    秘境駅(西相知駅)。グーグルでサーチしてみました。かつては炭鉱で栄えていて、駅前には賑やかな商店街があったそうですね。機会があったら一度訪れてみたいと思いました。

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    1. ありがとうございます。

      この歩道橋と線路が画面の左上と右下に突き刺さっている。一方で、山の端・脇の道路と電線・線路が画面奥に収斂する。
      そういった構図にしたかったので、この絵作りにしました。
      偶然ですが踏み切りに影が出来ていて、そこそこ物語感が出ているかな・・・とも思います。

      こういった寂れた駅を発ち、東京に出てきて、もう随分な歳月が経ちました。 
      取り立てて戻るべき魅力や私自身の郷愁も持ち得ない故郷ですが、最期を迎えるのは何の縁もゆかりも無い今此処ではないとも思っています。


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    2. 低い山を背に。公道に面した駅。車も走りますが、自転車の人もいるのですね。歩道橋に上ったら、遠くから近づいてくる電車がきっと見えたことでしょう。

      広い角度の写真はついついトリミングをして、さっぱりとしたものになってしまいがちですが、想いが深くこもったひとつひとつの景色は、
      一枚の絵の中にきちんとおさめることが出来るのだと思います。

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  3. 無電化のこうした駅は郷愁を誘いますね。
    果たして、この鉄橋(横断歩道)を何人が使うのか ... なんて想像したりして。
    可能なら、鉄橋のない絵が見たくなる そんな印象を覚えてしまいます。

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  4. ·.
    Excellent photography. The black and white edition is perfect.

    regards

    · LMA · & · CR ·

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  5. Olá, registo fotografico de levada beleza com qualidade, todo o envolneto da mesma está perfeito, é uma grande foto em preto e branco.
    Feliz semana,
    AG

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  6. 手前の線路に耳をあてると近づいてくる電車の音がかすかに聞こえるような気がします。歩道橋はない方がもっと郷愁をそそるような気もしますが、その存在のためにそこに住んでいる人達のことも思いますね。携帯も何も持たずに旅にでたいような気もします。

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    1. 本当に不思議な駅です。 
      よく見ると、左の線路にはホームがありません。降車出来ないのです。
      実は、左は唐津線、右は筑肥線です。 どちらもローカルな雰囲気漂う、しかし、れっきとしたJR路線です。

      これからの時期は、菜の花畑の中をゆっくりと一両編成のディーゼル汽車が走っていきます。
      何の変哲も無い山、護岸されていない河、高く盛り上がって延々と続く土手・・・、そういう田舎らしい風景が続きます。

      歩道橋も不思議な構造物です。 どう見ても「不要」な物体です。 
      一日に数本しか通わない一両列車を避けるため・・・、でしょうか?  無用の長物、とはまさにコレですね。

      自己努力の欠片も見せられないまま、50年間ただひたすら人口が減るばかりの町。
      この3月は一年で最も人口が減る月。 そうです、若者が町を離れるからです。

      廃れるに任せたこの哀れな町を象徴しているような建造物です。私にとっては、是非無くてはならない「無用物」です。
      御笑覧頂くには絶好の被写体かと思いました。




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