2014年8月17日日曜日

別れ端や 笠手に提げて 夏羽織



静かな島に突如、鮮やかな装束が現れ、賑やかな鉦の音が響き渡ります。 
若者達が顔を隠して舞う一行の後には、また元の、夏の静寂が漂っていました。 


 榊葉に ゆふしでかけて 誰が世にか  神の御前(みまえ)に いはひそめけん
 よみ人しらず   神楽歌   拾遺和歌集