View Japan
わたしは、そこに、いた。
2015年12月6日日曜日
何かその 名の立つことの 惜しからむ
大川周明先生が晩年をお過ごしになられた、豪農の大邸宅です。
100年を超えても立派に整えられています。これからの100年も大切に継承していきたいものです。
身は捨てつ 心をだにも はふらさじ つひにはいかが なると知るべく
藤原 興風 古今和歌集
2015年11月21日土曜日
吉城園 苔の庭
Click on the photo to see more about Yoshiki-en Garden
吉城園
の苔の庭
,
奥に見える茅葺の建物は茶室です。杉苔に落ちているのはケヤキの葉、もみじが赤く燃え上がるのももうすぐ。
吉城園は興福寺の子院・摩尼珠院(まにしゅいん)の跡地とされています。
2015年11月10日火曜日
君が千歳の かざしとぞ見る
我が君は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで
よみびとしらず 古今和歌集
いにしへに ありきあらずは 知らねども 千歳のためし 君にはじめむ
素性 法師 古今和歌集
日本の子供らに、幸多かれ。
2015年9月5日土曜日
夏と秋と 行き交ふ空の かよひぢは
久方の 天つ空にも 住まなくに 人はよそにぞ 思ふべらなる
在原 元方 古今和歌集
日本の西端に吹く風もまた季節を感じさせて格別です。
2015年8月19日水曜日
塔の見える夏景色
奈良公園荒池の西側には興福寺の五重の塔、その左よりには南円堂の屋根も見え、晴れた日の昼間には空と木々の緑が、夕方には夕焼け空が池に映ります。
昨年8月末には写真のようでした。
今年は猛暑と雨不足により水の流れがないことで外来種藻のアイオオアカウキクサが大量繁殖し話題になっている奈良公園の荒池。
早く雨が降り藻が流されもとの池に戻ることを願います。
2015年6月7日日曜日
初夏の装い 日本庭園
梅雨入りしましたね。
緑はますます深くなり、梅雨の合間の空の青さは目にしみます。
比較的涼しいこの時期、頭にカビが生えないように楽しみましょう。
奈良市、
依水園
の前園も夏の装いです。
2015年5月5日火曜日
甍の波と 雲の波
藤波の 花は盛りに 成りにけり 平城(なら)の都を 思ほすや君
大伴 四綱
万葉集
国の礎は、子供あってのもの。
島廻(み)すと 磯に見し花 風吹きて 波は寄すとも 採らずばやまじ
よみびとしらず
万葉集
なによりもまず第一に、日本の子供達の健やかで、幾久しい育成を祈念致します。
2015年4月1日水曜日
いく世の春を こひむとすらん
あさちはら ぬしなきやとの 桜花 心やすくや 風にちるらん
恵慶 法師 拾遺和歌集
古い農家の庭に、本格的な春の到来を告げる桜花が咲き誇っていました。
2015年3月8日日曜日
風さえて雪げに曇る 春の夜の月
春はまだ・・・、いやもう春。 いつのまにか、春。
山ふかみ 春とも知らぬ 松の戸に たえだえかかる 雪の玉水
式子内親王
2015年1月20日火曜日
冬の夕景-しだれ柳の巨木
(Click on the photo to see more scenes in the winter evening at Nara Park.)
沈んでいく太陽に向かって撮ると、光と闇のコントラストが綺麗です。
葉のないしだれ柳の巨木の黒いシルエットの向こうに夕焼け空がすっきり見えます。
奈良公園の荒池のほとりや荒池園地にはたくさんのしだれ柳があります。
2015年1月2日金曜日
世とともに 流れてぞ行く
新しき 年のはじめに かくしこそ 千歳をかねて 楽しきをつめ
読人しらず 古今和歌集
一富士 二鷹 三茄子
明けましておめでとうございます。
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