2013年12月7日土曜日

暮れゆく秋色 -  奈良公園春日野園地にて

http://stardustenglishwriting.blogspot.jp/2013/11/fabulous-colors-along-yoshiki-river.html


 奈良公園の春日野園地は東に若草山、北西に東大寺大仏殿、西に東大寺南大門を望む空間です。 
三社池の西から東を見ると、夕暮れには山が夕日に照り映えます。

2013年11月16日土曜日

ちぢの色に、うつろふらめど





紅の 色にはいでじ 隠れ沼の  下にかよひて 恋は死ぬとも
 紀 友則  古今和歌集


 環境芸術の森。   荒れ果てた竹薮の山が、たったひとりの人間の情熱と30年の歳月によって生まれ変わりました。 
調和とは何か。歩みとは何か。  その偉大さと深遠を想起させられる場所です。


2013年10月30日水曜日

秋を食む

 
http://stardustenglishwriting.blogspot.jp/2012/11/spectral-colors-of-chinese-tallow-tree.html
 
 
 
奈良公園の木々も少しずつ色づいてきました。穏かな秋の陽光と爽やかな空気の中、のどかに草を食む鹿たち。秋草の味はどんな味がするのでしょう。

2013年10月5日土曜日

落ちたぎつ、滝の水上 年つもり




豊臣秀吉が名護屋城に来陣し朝鮮出兵の指揮にあたった頃から、眼病治癒祈願の滝として知られています。 
流域は歩道等が整備されており、毎年、国際渓流滝登り大会が開催されます。 


風吹けど  ところも去らぬ  白雲は   世をへて落つる  水にぞありける 
 凡河内躬恒  古今和歌集

2013年9月1日日曜日

輝きの中で、夏を見送る




大空へ舞い上がる刈田が、季節の移ろいを予感させます。 
浜野浦は棚田百選の一つ。 ここからの夕日もまた、絶景です。

夏はつる 扇と秋の白露と いづれかまづは 置かむとすらん   
壬生忠岑   新古今和歌集



2013年7月6日土曜日

青き空、白き富士



伊豆半島を背景にした富士山。  その荘厳と清潔が、永久に続くことを祈るばかりです。

田子の浦ゆ うちいでて見れば真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける    山部赤人

2013年5月2日木曜日

地上の花九輪




クリンソウは日本固有種のサクラソウです。比較的冷涼な湿地に自生します。5月初旬から咲きはじめ、下より上へ順次花をつけ、一本の花軸に数段輪生して花をつける様子が仏塔の先端にある九輪に似ていることから九輪草と呼ばれています。

2013年4月16日火曜日

こよひ逢ふ人、みな美しき





春の東京。 私はいつも、この場所を思い出します。


桜色に 衣は深く 染めて着む  花の散りなむ のちの形見に     紀有朋 古今和歌集


2013年3月1日金曜日

時も香りも、流れゆく






色も香も 昔のこさに にほへども うゑけん人の かげぞ恋しき    紀貫之 古今集



2013年2月2日土曜日

ヨコハマ、たそがれ






いつ来ても、ここで何かを見つける・・・横浜。


2013年1月23日水曜日

北の国から、辿り着く





      恵みを積み込んで、ここまで来た。