2014年10月18日土曜日

夢の浮橋とだえして 峯に別るる横雲の空



かつて有数の捕鯨基地だった生月島(いきつきしま)への橋です。 今はひっそりと・・・、隠れキリシタンの島です。 

 わたすべき 数もかぎらぬ 橋柱  いかにたてける 誓ひなるらん 
皇太后宮大夫 俊成    新古今和歌集



 

2014年10月2日木曜日

あかあかと 日はつれなくも 秋の風



" さまよいの果て波は寄せる "    ( 『悲しいほどお天気』から 松任谷 由美 1978 )  
ゆらゆらと往く影を見ながら、ふとこの曲を思い出しました。 


 秋きぬと 目にはさやかに 見えねども  風の音にぞ おどろかれぬる 
藤原敏行  古今和歌集 秋歌