2020年5月24日日曜日

見し夢の 思ひ出でらるる





程もなく 誰も遅れぬ 世なれども とまるは行くを 悲しとぞ見る

    伊勢 (872 - 938)        後撰和歌集


万世の はじめと今日を 祈りおきて いさ行末は 神ぞ知るらん

    中納言 朝忠 (910 - 967)    拾遺和歌集



2020年4月29日水曜日

空 海 花 - 青の三重奏


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青空の下、大阪湾の海沿いにネモフィラの青い海が広がっています。
2018年までは百合苑でした。
その年の秋の台風で百合も全滅し、2019年からネモフィラに変わりました。
今年のネモフィラ祭りは開催中止です。

2020年4月12日日曜日

散る桜 残る桜も 散る桜







桜花 夢かうつつか しら雲の  絶えて常なき 嶺の春風
      藤原 家隆 (1158 - 1237)  新古今和歌集



2020年2月23日日曜日

真冬の乳頭温泉郷、孫六温泉への途




いくつかの一軒宿が、田沢湖の山奥に点在しています。
 当時は近くまで車で行くことが出来ませんでした。

沢沿いの深雪に覆われた道を一歩一歩踏みしめながら、質素な山小屋まで辿り着いたことを覚えています。
 
ただひたすら静かな雪景色の中に、乳白色のお湯が勢い良く涌き出ていました。



2011/01/07 記事を再構成しました。

2019年11月12日火曜日

君が代は 千世ともささじ




  乙女子が 雲のかよひぢ 空はれて  豊のあかりも 光そへけり

   君が代は 千世ともささじ 天の戸や  出づる月日の かぎりなければ      

   藤原俊成 (1114-1204)  新古今和歌集   



2018年12月2日日曜日

秋は来ぬ 紅葉は宿に降りしきぬ






 散らねども かねてぞ惜しき 紅葉葉は  今は限りの 色と見つれば

 寛平御時后宮の歌合の歌   読人しらず   古今和歌集    

 

今年の色づきはすっかり遅くなってしまいました。
気のせいか、その色の濃さが年々物足りなく感じてきています。


2018年10月9日火曜日

時のまも 心は空に なるものを



心も煙も、澄み切った秋の空に消え入ってしまいそうです。
ふと我に返ると、いつの間にか時間が経っていました。

日々の営みが小さく見えてしまうような、この場所です。

 

 秋立ちて 幾日(いくか)もあらねど この寝ぬる  朝けの風は 袂すずしも
 安貴王   拾遺和歌集
  
おしなべて  物を思はぬ 人にさへ  心をつくる 秋の初風
西行 法師  新古今和歌集

世の中は  見しも聞きしも はかなくて  むなしき空の 煙なりけり
藤原  清輔  新古今和歌集