2018年10月9日火曜日

時のまも 心は空に なるものを



心も煙も、澄み切った秋の空に消え入ってしまいそうです。
ふと我に返ると、いつの間にか時間が経っていました。

日々の営みが小さく見えてしまうような、この場所です。

 

 秋立ちて 幾日(いくか)もあらねど この寝ぬる  朝けの風は 袂すずしも
 安貴王   拾遺和歌集
  
おしなべて  物を思はぬ 人にさへ  心をつくる 秋の初風
西行 法師  新古今和歌集

世の中は  見しも聞きしも はかなくて  むなしき空の 煙なりけり
藤原  清輔  新古今和歌集




6 件のコメント:

  1. ·.
    Awesome photography. The black and white edition seems perfect to me.
    Hugs

    LMA · & · CR

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  2. Amazing photo!!!
    Have a wonderful weekend
    Grettings from Lisbon
    Maria
    Divagar Sobre Tudo um Pouco

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  3. 心も煙も遥か彼方の昔から吹いている上空の風に溶け込んでいきそうな気がします。夏の酷暑と9月の悪天候も思い出になりつつあります。いい気候になりましたね。お元気で。

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  4. ご無沙汰しております。
    自然を敬い、大地に根づいた生活をする人たちの姿をとらえたお写真。ずっしりと心に響きます。

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  5. Tan perfecta que parece real.
    Un abrazo.

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